『みんはや』で出題した「ポケモンクイズ1/21/2023」の問題置き場です。
記事公開当初は内容がスカスカでしたが今は結構中身が詰まってきたと思います。
先月ポケモンクイズを出題した際は全体的に肩に力が入った問題が多かったと感じたので、多少肩の力が抜けた問題を増やすように意識しました。ゴテゴテ問題を減らしてスッキリした問題を増やしたというイメージです。
問題(出題したそのままを掲載しています。)
第1問
楽曲『XY &Z』では「さあ!上げていくぜ」に続いて歌われる、パルデア十景の一つであるハッコウシティの夜景を形容する言葉はなんでしょう?
第2問
バトルに出すと「調子が 上がらない!」と表示される、ブロロンやレジギガスがもつ特性は何でしょう?
第3問
『ポケモンARサーチャー』から送ったポケモンはこのボールに入っている、ゲーム『ソード・シールド』からは「ねむり状態のポケモンを捕まえやすくなる」という効果に変更されたモンスターボールは何でしょう?
第4問
『ポケットモンスターSPECIAL』に登場する「ブラック」と「ホワイト」に共通する代名詞は何でしょう?
第5問
ゲーム『ポケまぜ』ではこのポケモンを模した「かくれんぼボロネーゼ」のメニューがあり、ゲーム『ソード・シールド』では「イヌヌワン!」というソニアが連れた個体の鳴き声が印象的なポケモンは何でしょう?
第6問
「たいせつなもの」のうち、ゲーム『ルビー・サファイア・エメラルド』でニューキンセツの扉を開けるために必要なものと、ゲーム『金・銀・クリスタル』で「ちかそうこ」に繋がる「ちかつうろ」の扉を開けるために必要なものに共通する名称は何でしょう?
第7問
名前にフランス語では「0」という数字が、中国語では「空」という文字が含まれている、力の暴走を抑えるマスクを付けられたポケモンは何でしょう?
第8問
「いやあ、好きですねえ...」というコメントを頻繁にする、アニメ『ポケットモンスター』シリーズでポケモンだいすきクラブ会長を務め、ポケモンコンテストの審査員などとして登場する人物は誰でしょう?
第9問
設定ミス故なのか話しかけるとゴーリキーの鳴き声を発する、ゲーム『エメラルド』で「ポケモンマークの ひっこしやさん」として主人公の家の引っ越し作業を手伝っていたポケモンは何でしょう?
第10問
アプリ『ポケモンマスターズEX』のエンブレムのうち、「からておう」相手に「はかいこうせん」を累計10回使用すると獲得できるものは何でしょう?
第11問
ゲーム『スカーレット・バイオレット』では「わるだくみ」のわざマシンから見れるイラストに描かれている「わるぎつねポケモン」は何でしょう?
第12問
楽曲『ロケット団よ永遠に』の作詞、小説『ポケットモンスター The Animation』の執筆、映画『ミュウツーの逆襲』の脚本はいずれも誰によるものでしょう?
第13問
ウソハチとウソッキーのとくこうが少し上がる『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』で登場したどうぐと、わざマシンマシンで「いわなだれ」や「うそなき」のわざマシンを作るのに必要な「おとしもの」の名称はいずれも何でしょう?
第14問
体験版ではゲーム『ブラック・ホワイト』で用いられた楽曲『せんとう!トレーナー』のステージもある、ジェイムス・ターナーがディレクターを務めたアクションゲームは何でしょう?
第15問
マンタインサーフのエアリアルワザのうち、あえて1回だけ使うと高得点が狙える、ワザをだせなかったときに発動するワザと説明されるものは何でしょう?
第16問
パラレル問題
ゲーム『ダイヤモンド・パール』で物語が始まったときに主人公が視聴していた番組は「あかい ギャラドスを おえ!」ですが、ゲーム『プラチナ』では物語が始まったときに視聴していた番組は何でしょう?
第17問
パラレル問題
凶暴でずる賢い海のギャングとも呼ばれるポケモンはサメハダーですが、触手の針に刺されると毒をおかされ全身が麻痺してしまうため海のギャングとも呼ばれるポケモンは何でしょう?
第18問
ゲーム『ポケモンコロシアム』ではワルダックが「最強のダークポケモン」と称し、ゲーム『ポケパークWii』ではミュウが「とっておきの つよいポケモン」と称したポケモンは何でしょう?
第19問
現在「ポケモンカードゲーム イラストストーリー」においてポケモンの名前がそのままタイトルになっている唯一の作品は何でしょう?
第20問
ゲーム『X.Y』ではクセロシキがハンサムとマチエールはこれによりリンクしていると言う、その名称はゲッコウガがサトシゲッコウガに姿を変える現象にも付けられているものは何でしょう?
解答
第1問 100まんボルト
第2問 スロースタート
第3問 ドリームボール
第4問 夢みる者
第5問 ワンパチ
第6問 ちかのカギ
第7問 タイプ:ヌル
第8問 スキゾー
第9問 ヤルキモノ
第11問 ゾロア
第12問 首藤剛志 (しゅどうたけし)
第13問 ウソハチのなみだ
第14問 『リズムハンターハーモナイト』
第16問 「ナナカマドはかせに きく!」
第17問 ドククラゲ
第18問 バンギラス
第19問 『グレイシア』
第20問 キズナ
解説とか(雑談まじりで雑談はどーでもいいことしか言っていないので流し読み推奨)
ネタバレへの配慮が一切ないのでご注意ください。
第1問
初問からまあまあ難しいのではと思いましたが結構正答率は高かったです。強いなあと思いました。
ポケモンカードではすでに100まんボルトという技は存在していて、古くは2003年発売の拡張パック「砂漠のきせき」に収録されている「ライチュウex」の技とし登場しています。またポケモンカード 20th アニバーサリーフェスタで配布されたピカチュウも100まんボルトを使えるようですね。
あとポケスペのイエローがピカチュウに100まんボルトをぶっ放させました。ポケモンだいすきクラブにあるポケスペ記事の2章の紹介でピカチュウが電撃を放っていますがあれが100まんボルトです。
『XY &Z』にはポケモンに関する言葉が色々登場しています。
ポケモンの技だと「ニトロチャージ」と「きしかいせい」、特性だと「かたやぶり」「へんげんじざい」「シンクロ」「しょうりのほし」「ふくつのこころ」が登場。また「いちげきひっさつ」という言葉も出てきていますね。
第2問
「なまけ」が5世代で専用特性じゃなくなったのでいつか「スロースタート」も...なんて思っていましたが、ついにブロロンの隠れ特性として登場しました。なお進化後であるブロロロームの隠れ特性は「フィルター」です。
ところで前振りの日本語をちょっとだけ悩んだ末「バトルに出すと」にしたのですが、聞き馴染みのない表現になってしまった感がありますね。対戦の際は「シングルバトル」や「さかさバトル」のような○○バトルで戦うのが普通なので「バトルに出すと」でも悪くはないと思うのですが、「いかく」「すなおこし」などの説明文を参考に「登場したとき」とした方が良かったかもしれません。
第3問
第4問も同様ですが、一月→正月→初夢→夢 と連想して作問しました。ARサーチャーは「夢のはざま」という夢と現実の間の空間が舞台になっています。
第4問
ポケスペの図鑑所有者の代名詞が共通しているのは現状この二人だけなので覚えておく価値は高いと思います。
他にブルーの「化える者」とシルバーの「換える者」、クリスタルの「捕らえる者」とラクツの「逮捕(とらえ)る者」あたりはパラレルで出題できそうですね。ブルーとシルバーは作中で兄弟のような関係であることからも類推できるのでちょうど良さそうです。
第5問
かくれんぼボロネーゼはミュウをスタッフにするチュートリアル的なもので開発する必要があります。
第6問
HGSSでは「ちかのかぎ」とひらがな表記になっています。
またORASではカギではなくアイリス認証に変わっています。テッセン曰く「アイリス認証によるちかのカギっちゅうやつじゃの」とのこと。
「ひみつのカギ」でも同じような問題を作れます。グレンジムの扉を開けるために必要なポケモンやしきで拾えるものと、ギンガハクタイビルでロトムが入れるモーターが置いてある秘密の部屋を出現させるために必要なもの、これらに共通する名称が「ひみつのカギ」です。
「ちかそうこ」というワードを入れてしまったせいで「そうこのカギ」と紛らわしくなってしまったかもしれません。というか、この記事を書いていて気づいたのですが「そうこのカギ」でも同じネタの問題が作れてしまうのですね。
「すてられぶね」ないし「シーキンセツ」の倉庫に入るためのものと、ギンガ団の倉庫に入るためのもの、これらに共通する名称が「そうこのカギ」となります。「すてられぶね」や「シーキンセツ」のカギの方はすっかり忘れていました。
第7問
前振りでタイプ:ヌルかな?と思ってもちょっと押しづらい問題になってしまったと思ったので、ポケモンを問うていることがハッキリとする前振りにすべきだったと反省。
ものすごくどうでもいい話なのですが当初作った問題では
フランス語では「0」中国語では「空」という文字が含まれている、
という文章でした。しかしこちらに算用数字は文字ではないという記述があったため文章を改めました。例えば漢数字の「三万五千八百六十四」は「さんまんごせんはっぴゃくろくじゅうよん」という音それぞれに対応する文字を書き並べたものなので文字といえる。しかし算用数字「35864」には「まん」や「せん」などの音に対応する文字が省略されているから文字とはいえない。文字というのは音に対応していなければならない、ということでしょうか。
第8問
アニメから何か出したかったことと、私がゲームにおいてコンテストという要素が好きなことから出題に至りました。スキゾーさんのブレずに好きですねえ...としかコメントしないところが一種のお決まりのようでとても好きです。正答率が高かったので皆さんスキゾーさん好きということでしょうか。
第9問
第16問もですが、新年→はじめ→ゲーム最序盤 と考え出題しました。もう一月も終わりそうなので季節感は無くなってしまったかも。このヤルキモノが働くひっこし屋はゴーリキーが働くひっこし屋 のライバルだとか。ヤルキモノの鳴き声がゴーリキーなのはRSではゴーリキーが引越し作業を手伝っていたからでしょうね。鳴き声を変更し忘れてしまったと考えられます。
第10問
ポケマスのエンブレムには面白い名前のものが多数存在します。
初めは「ばか はずれです...」に目をつけていたのですが、不正解者を煽っていると受け取られるのが嫌だったので採用を見送りました。こういう名前がポケモンファンをニヤリとさせるセリフになっているものの他に、「テクニシャン」「くいしんぼう」といった特性を絡めたものや「ゆうかんチーム」「れいせいチーム」「しんちょうチーム」といった性格を絡めたものなどがあります。
第11問
SVで見れるわざマシンのイラストから何か出したいなあと思い作りました。
個人的に好きなのは「こうそくいどう」を使うどこか得意げな様子に見えるピカチュウや、「オーバーヒート」を放たれて倒されることを悟ったような顔をしたキマワリなどですね。ちなみに「はかいこうせん」のイラストでぶっ放しているのはカイリューです。
ゾロアの分類「わるぎつねポケモン」ですが現状はポケモンの分類を五十音順で並べたときの最後から二番目のようです。一番最後はザルードの「わるざるポケモン」、逆に一番最初はラブトロスの「あいぞうポケモン」で二番目はオシャマリの「アイドルポケモン」だとか。ちなみに英語でのポケモンの分類では一番最初がLandorus(ランドロス)の「Abundance Pokémon」で一番最後がDarumaka(ダルマッカ)の「Zen Charm Pokémon」のようです。日本語だとラブトロスが一番目で英語だとランドロスが一番目になるのは面白いですね。
第12問
首藤さん作詞の歌なんてあったのか...と思い出題。
『ロケット団よ永遠に』は関門海峡のような名前が歌詞にあり『ポケットモンスター The Animation』を書いた首藤さんらしいなあ...なんて思います。『ポケットモンスター The Animation』では「ビワ湖」とか出てきていましたからね。そもそも舞台となる国が「ニッポン」ですし。「この国は、二十世紀のニッポンによく似ているといわれるけど、ちがうところもある。」という言い回しから舞台がニッポンなのかちょっと微妙です...ニシノモリ教授をわざわざ「ニッポンのニシノモリ教授」と他所の国の人物を紹介するかのように表記していますし、この小説において舞台となる国はニッポンではないかもしれません。ただアスペクトの『ポケットモンスター図鑑』という書籍にはニシノモリ教授が我が国のポケモン学の祖といわれるという記述もあり、同書でオーキド博士も同じことを言っています。つまりオーキドのいる国=ニシノモリが暮らしていた国となります。『ポケットモンスターThe Animation』の記述よりニシノモリは「ニッポン」の人なのでオーキドもニッポンの人となるのですがこれは先ほどの「この国は〜」の記述と矛盾します。(小説の舞台はニッポンなんだけど20世紀のニッポンは我々の住む日本のことを指していると解すれば矛盾しない)うーん、よくわかりませんね。小説独自の設定に翻弄されている気もしますが。軽はずみでニッポンが舞台と書かなきゃよかったなあ...
『ポケットモンスター図鑑』の方はゲーム『赤緑』の攻略本的な側面もあるのでゲーム寄りなのに対して『ポケットモンスターThe Animation』はアニメの世界観を描いておりかつ首藤さん独自の設定も盛り込まれている感があることには注意を払いたいところですね。
意図せずニシノモリ教授の名前が出てしまったので補足します。彼は1925年、オコリザルの怒りのエネルギーを研究中、薬物の量を誤ってオコリザルを衰弱させてしまったそうです。するとそのオコリザルは小さく丸まって教授の老眼鏡のケースの中に入り込み、怒りを忘れ安らかに眠りだしたとか。これはポケモン学の超有名エピソードらしいです。この設定は現在でも生きている模様(オコリザル云々の話は書かれていませんが)。『ポケットモンスター図鑑』の方には1899年、ニシノモリ教授が発表した論文「ピカチュウの進化に関する一考察」で今まで別のポケモンと思われていた2種類のポケモンが実は同じ仲間であり、進化系であったことが明らかになった、といったことが書かれています。
タジリン伯爵もセットで知っておきたいですね。伯爵は18世紀後半のフランスの作家で初めて系統立ててポケモンの研究を始めた人だそう。彼は30種類のポケモンを発表して以来消息を絶っているのだとか。
脱線しまくっていますがこの30という数字について補足します。これまた『ポケットモンスター図鑑』に「ポケモンを生み育てた人」という開発者へのインタビュー記事がありまして、そこで語られていた開発過程でのエピソードが関係していると思われます。
社内モニターを行ったところ、自分でポケモンの名前を付けられるようにして欲しいという要望が多く出たそうです。それを受けて名前を付けられるように仕様を変更したところ、容量の都合で30種類のポケモンしか登場させられなくなってしまったのだとか。仕様変更前は100種類ほどのポケモンを捕まえられたのですが、30種類以外の登場は諦めることになってしまいました。そんなとき任天堂の宮本さんが「じゃあ、たくさんのポケモンが捕れるようにRAMをプレゼントしましょう」と言い、容量が一気に4倍にも増えたため多くのポケモンの登場が叶ったのだそうです。当初は30種類しか登場できなかったというこの30がタジリン伯爵が見つけた30種類に対応していると推察できます。
『ミュウツーの逆襲』は首藤さん脚本であることが一番有名なポケモン作品と思い問題文に入れました。首藤さんは2010年に亡くなられましたが2019年公開の『ミュウツーの逆襲EVOLUTION』の脚本を務めたことになっている他、2017年公開の『キミにきめた』でもエンディングクレジットに首藤さんの名前があったようです。
第13問
「ウソハチのなみだ」は『空の探検隊』でも登場しますが、あえて書く必要がないと思ったので省略。
ポケダン時闇空の専用の道具とSVのおとしもので名前が共通しているものは他に「ピチューのけ」「ニューラのツメ」「ヒメグマのツメ」「コリンクのキバ」があります。SVで毛や爪、牙を落とすポケモンは色々いますが涙を落とすのは現状ウソハチとムウマだけです。そのため「ウソハチのなみだ」が最も出題価値が高かったと思っています。
ポケダン時闇空の専用の道具を直球で問う場合を考えると、クイズに出せそうなレベルのものは「みずのフロート」「まもりのオーブ」「おひさまスカーフ」あたりだと思います。
「みずのフロート」はルリリとマリルの宝物で、ストーリーにおいて主人公たちはこれを取り返してきて欲しいと依頼されます。技のPPが2上がる効果があるルリリ系統専用の道具です。
「まもりのオーブ」は、おやかたさまことプクリンの宝物です。空の探検隊で遊べるスペシャルエピソード「てんさいププリン」のプロローグにて、プクリンが特別なものであり探検家を目指すことになった原点だと語っています。ひこうタイプの技によるダメージを無効化する虫タイプ専用の道具です。プクリンが持っていてもあまり役に立たない点はペラップが指摘していますね。
「おひさまスカーフ」は時闇では登場しない道具です。スペシャルエピソード「ほんじつのきゃー」で依頼を完遂したキマワリがジバコイルからお礼の品として受け取ったものですね。炎技を受けた時ダメージを吸収する効果があるキマワリ専用の道具です。
記事を公開して大分経ってから気づきましたが、問題文のどうぐという言葉には「」がついていないのに、おとしものには「」がついているのは対比が綺麗じゃなかったですね。これも反省。
第14問
かなりの難問と思い作ったので正解者が出てびっくり。しかも『ブラック・ホワイト』あたりで正解するという素晴らしい早押しでした。ポケクイ勢の深淵がチラリと見えた気がしました。
ジェイムス・ターナーさんは主にゲーフリのアートディレクターとして活躍された方ですね。本編のデザイン担当はBWからのようですが、ジニアス・ソノリティに在籍していた頃にはダークルギアをデザインしていました。
SVのオーリム・フトゥー博士のデザインもターナーさんによるものとのこと。
現在はゲーフリを退社して自身のゲームスタジオを立ち上げたようです。
『リズムハンターハーモナイト』は「ギアプロジェクト制度」という3人1組のチームを作ってゲームの企画をさせる社員教育も兼ねていそうな制度から誕生したモノです。
『リズムハンターハーモナイト』3DSのゲームなのですがそれがわからない問題文になっていたのはよくなかったと反省しています。
第15問
マンタインサーフみたいなミニゲームを用意されるとストーリー進行が止まりますよね。ポケスロンとかもそうですがある程度満足するまでやらないと先に進めませんでした。
マンタインサーフで4回コマンド入力をしたとき、そのコマンド入力で発動できる技が他になかった場合「コイキングスペシャル」が発動します。
他にも色々なエアリアルワザがありますが「オーバーザギャラドス」は特に覚えておきたいと思っています。これはサーフ協会支部にいるナミノリが打ち立てた記録を全てのビーチで更新し、なみのりピカチュウを貰った後教えてもらえます。
第16問
これも難しいと思いましたが正解者が出ていましたね。お見事です。番組が異なることは覚えていても番組名は意識的に記憶しておかないとなかなか捻り出せるものでもないと思います。
ゲームでは「私たちの隣にはいつだってポケモンがいる......その意味を考えていきましょう」(空白を省略、一部漢字に改めています)というまとめの部分だけ視聴することができます。
「プラチナでは」となっていますが「プラチナで」でいいですね。反省です。
第17問
触手についている針に刺されると、毒におかされ、全身が麻痺してしまう。そのため<海のギャング>とも呼ばれている。
という記述があります。ゲームでは出てきていないと思われます。
ちなみにカイリューは<破壊の神>の化身といわれているとの記述があります。(カイリューネタが何故か多くなっていますが偶然です。)
アスペクトの『ポケットモンスター図鑑』は現在入手が難しいです。私は国会図書館で閲覧しました。第十二問で触れた『ポケットモンスター The Animation』なんかも閲覧可能です。
パラレル二連発になったのは私のミスです。第十六問はヤルキモノの後に置く予定だったのがコイキングとあかいギャラドスに繋がりを感じたため咄嗟の判断で後半に持ってきてしまいました。
ところで初期の頃の設定(イヌやインド像といった生物、東京タワーなどが存在している世界観での設定)は今のポケモンに必ずしも通用するとは限らないので気をつけたいですね。(アニポケ初期にも関わっていた一石小百合さんのツイート)
サメハダーの海のギャングと『ポケットモンスター図鑑』に記載されている海のギャングをパラレルで出していいかは割と悩みました。ただインド像や東京タワーは今のポケモンの世界観からしたらメタな存在でそれらとポケモンが共存しているような描写を控えているところがありますが(これはゲームでもそうだと思います)、ドククラゲが海のギャングと呼ばれているという情報は世界観に大きく関わるような話ではないですし、単に『ポケットモンスター図鑑』に紹介されて以降ほとんど出てきていないだけだろうと考え問題なかろうと判断しました。(サメハダーの登場で埋もれた可能性もありますが)
東京タワーのような情報と現在の図鑑からわかる情報でパラレルを作る場合、東京タワーの方を『赤緑』では のように限定するのが無難だと思います。
インド象は『サン』でもライチュウの図鑑説明に登場しているので実はあまり気にするようなことではないのかもしれませんが。
第18問
今回出題したポケモンの名前を問う問題の中では難しい方だったと思います。
ワルダックは『ポケモンコロシアム』に登場する悪の組織「シャドー」の真のボスでダークポケモンのバンギラスを使ってきます。彼に勝利後、「最強のダークポケモンまでが!!」というセリフを発します。
『ポケパークWii』ではミュウとのバトル3番勝負の3戦目でバンギラスに変身してきます。ミュウに勝利後、「とっておきの つよいポケモンに へんしんしたのになあ。」と発言します。
第19問
去年の12月以降に「ポケモンカードゲーム イラストストーリー」を確認していないと答えられない問題なので難しかったと思います。
『水底の白昼夢』や『宇宙は僕を一人にしない』のようなタイトルだけではポケモン関係であることが想像し難い作品もあります。一つ一つはサクッと読めますし内容もいいのでぜひ読んでみて欲しいです。
今回の類題で「題材となったポケモンカードの名前がそのまま名前になった作品」と聞かれたら『博士の研究』を思い浮かべられるとgoodですね。
第20問
キズナは6世代で扱われた一つの大きなテーマでしょうね。
オーキド博士のコラムではトレーナーが身につけているキーストーンとポケモンに持たせたメガストーンが強い絆によって共鳴することでメガシンカが起こると説明されています。また、サトシゲッコウガは人とポケモンが起こす奇跡的な現象「キズナ現象」によって新たな力を得た姿であるとのこと。
ゲームにおいては以前からなつき度のシステムが存在してはいましたが、ひたすらドーピングアイテムを与えたら懐いたり、逆に結構な時間を共にしたと思っていても歩数がさほどでもなかったためにあまり懐いていなかったりで、ポケモンとの絆が育まれていく様子がわかりづらい印象を受けていました。その辺りが6世代では「ポケパルレ」が実装されたことで、ポケモンと親密になっていく過程がわかりやすくなって良かったですね。HGSSの連れ歩きシステムが好評だったのも同じような理由だと思います。
メガシンカに関して、SMの図鑑で負の側面が強調されていましたがこれは絆のもともと使われていた意味を考慮したものかもしれません。闇雲にメガシンカさせても負荷が掛かるところをキズナの力でカバーしているということでしょうか。
問題文についてですが、なぜか『X.Y』となってしまいました。反省です。
あとキズナを指す代名詞として「もの」と書きましたがクセロシキは「概念」と言っていましたね。
全体の話
ポケモンの名前が答えの問題が多くなってしまったのは若干反省。あと個人的に好きなこともあって共通する〇〇みたいな問題が多くなった感があるので、色々な人のクイズを参考にしながらバリエーションを増やしたいですね。
また問題文で「ゲーム」という語が入っているものと入っていないものがあって統一性がないのは良くなかったと思いました。「ゲーム」という言葉がないとゲームの話であることが伝わりにくい、ゲームと特定しないとアニメ等と判別しづらくなるといった理由から入れたり入れなかったりしていました。ただその理由だと『ポケモンコロシアム』とかはゲームと言う必要がなくなるので、問題ごとにその言葉を入れた理由が明確に説明できるようにすべきと思いました。
雑談は少なめにする予定が結構多くなってしまったので次は簡潔にまとめたいですね。
あと語尾にやたら「ね」がついているの見返してみるとまあまあ気になったので注意したいですね。